維新の音喜多駿・参院議員が衆院[東京1区]を狙っている 突然のチラシにびっくりした有権者も

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 読売新聞オンラインは7月10日、「維新の衆院選擁立が急ピッチ、『立憲民主超え』狙う…立民は離党や辞退相次ぐ」との記事を配信した。記事によると、10日の時点で日本維新の会が擁立する次期衆院選の公認候補予定者は96人。最終的には200人を目指すという。

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 次の衆院選で維新が大攻勢を仕掛けるのは明らかだ。特に“台風の目”になるかもしれないと取り沙汰されているのが、党の政調会長を務める音喜多駿氏(39)である。担当記者が言う。

「音喜多さんは現在、東京都選挙区選出の参議院議員です。ところが先日、新宿区内で配達された新聞の折り込み広告の中に、『おときた俊 国政レポート』が入っていたそうです。表面には吉村洋文・大阪府知事(48)との対談が、裏面には『おときた俊の主な活動と実績』が記載されています。さらに、7月17日には国政報告会を開催。会場はJR四ツ谷駅前にある貸し会議室でした。こちらの住所は千代田区になります」

 音喜多氏はTwitterやブログで国政報告会の様子を報告。参議院議員としての活動内容を有権者や支持者に説明したほか、夕方からはJR四ツ谷駅前で街頭演説も行った。そしてここで非常に気になるポイントがある。音喜多氏の地元は、東京都北区なのだ。

 実家は北区王子本町にある水道工事店。北区立王子第二小学校から海城中学校・高等学校、早稲田大学に進み、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループに入社した。

 そして2013年の東京都議会議員選挙に北区選挙区から「みんなの党」公認で出馬し初当選。17年には「都民ファーストの会」公認で再選されると、19年には北区長選に「あたらしい党」の公認で立候補するも落選した。

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