巨人の前半戦を総括 中軸を任された秋広優人の台頭が意味すること【柴田勲のセブンアイズ】

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負けは負け

 巨人が球宴前のヤクルト3連戦に3連敗、12日の広島戦から5連敗を喫した。

 貯金が「3」あったが、一転して借金「2」、Bクラス4位での折り返しとなった。首位・阪神とは6.5ゲーム差だ。

 借金生活の時は早く5割に戻してほしい。そして貯金をしてほしい。こう言い続けてきた。少しでも貯金をしなければ上位進出は難しくなる。

 それが貯金どころか借金だ。

 17日、前半戦最後の試合となった神宮でのヤクルト戦は両軍計30安打の大乱打戦となった。結局、延長10回に武岡龍世のサヨナラ打で敗れた。...

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