24年の米大統領選はケネディJr.とトランプの戦いになるか 両者の主張に驚くほどの共通点
世界の規範ではなくなった米国、大統領もその要因に
「現在の世界の安全保障が直面している最も深刻な脅威は米国そのものだ」
米国の外交問題評議会の会長を20年間務めてきたリチャード・ハース氏は、退任直前の6月末に行ったインタビューの中でこのように述べた(CGTN Japanese)。
外交問題評議会は第一次世界大戦後の1921年、英国の王立国際問題研究所(チャタムハウス)の姉妹機関として設立された民間組織だ。主な目的は米国の外交政策に関する諸問題についての研究であり、外交問題を扱う国際的な雑誌『フォーリン・アフェアーズ』を刊行していることから日本でも有名な存在だ。...