「小室圭さんとの結婚」がポイントだった「佳子さま別居」に秋篠宮さまが抱える苦しい思いとは?
工事スタートは2020年3月
宮内庁は6月30日、改修された秋篠宮邸に次女・佳子さまだけが引っ越すことなく、別居している事実を発表した。その後、宮内庁長官が会見で反省の弁を述べたが、一方でご一家を担当する皇嗣職トップはこれに異論を唱える事態となっている。長女・眞子さんと小室圭さんとの結婚と別居との関係、眞子さんや佳子さまについて秋篠宮さまが抱かれている思いについてレポートする。
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これまでの経緯について、担当記者に振り返ってもらおう。
「秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられ、職員数などが増えることに伴って秋篠宮邸が改修されることになりました。工事がスタートしたのは2020年3月でした。そのため、仮の住まい(当時・御仮寓所/ごかぐうしょ、現・分室)が建てられ、結婚前の眞子さんも含めてご一家はそこで生活されていました」
悠仁さま以外の家族会議で
2022年9月に工事が終わり、今年3月にご一家は新宮邸に移られたのだが、佳子さまだけこれまで通り分室での生活を続けることになった。分室は職員らの事務スペースに当てるとされてきたが、それを変更し、佳子さまがプライベートで使用されることとなった。
「つまり、お住まいが別々になったわけですが、その事実は伏せられました。今回の公表に当たって、悠仁さま以外のメンバーによる“家族会議”を経て、経費節減のため、結婚前の眞子さんと佳子さまが新宮邸完成後も分室に住むことに決まったとの説明が宮内庁側からありました」(同)
眞子さんが結婚したのは2021年10月のこと。家族会議に眞子さんが入っていたとなると、それ以前に別居が決まっていたことになる。
「皇嗣職トップの加地隆治皇嗣職大夫によると、“セキュリティに関することで、プライベートな事柄なので明らかにしていなかったが、大きな変更のため説明が必要と考えた”とのことでしたが、西村泰彦長官は、“(情報開示が)タイムリーではなかった”と話していました」(同)
警察キャリア同士
「加地氏の説明は要領を得ませんが、今年1月以降、佳子さまの別居が様々に報じられ、そのことで世間の厳しい指摘・批判を受けたことで、“当初は大きな変更だと認識しなかったが、その認識を改めた”ということなのかもしれません。ただ、西村長官が反省の弁を述べたことに対しては納得がいかなかったのか、“(タイミングについては)長官のお考え”“節目節目で必要な説明をしてきた”“その結果、公表が6月30日になった”と自身の会見で明かしています」(同)
西村長官は警視総監や内閣危機管理監経験者で、加地氏も皇宮警察本部長などを歴任した、いずれも警察キャリアだ。
「何だか警察キャリア同士で仲たがいをしているようで、見苦しい感じがしますね。秋篠宮家に様々な物事が集中しているとはいえ、特に加地氏は“自分には責任がない”との思いを吐露しているようにも見えます。どこかこれまで張り詰めていた糸が切れてしまった印象さえあります」(同)
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