「必死になって屁の音を探して…」 ミルクボーイ・駒場が「ラジオの全てが詰まっている」と語る神回とは?
必死になって屁の音を探して…
当時聴いていた時僕は屁の音が聴き取れず「屁? どこやろ?」と思い巻き戻してまた少し前から聴き直し屁の音を探した。でも使っていたコンポの巻き戻しが今の機械のようにピンポイントでできないので、屁に対して戻りすぎたり、逆に屁を通り越してしまってたり、必死になって屁の音を探した。絶対屁の音を聴かないと完全に楽しめないと思い、なんとか無事屁の音を捕まえて聴き直してさらにめちゃくちゃ笑った。
この屁の事件、わずか4、5分の出来事だったが、お二人の距離感、服装、体勢、ブース内のつくり、ブース外の雰囲気など、空間がめちゃくちゃ想像できた。そして何よりテレビでは聴けないような長い屁の音。僕が思うラジオの魅力がすべて詰まっているような気がする。聴いて面白いし想像してまた面白い、ラジオのすべてがこの屁の回にはあると思う。何回繰り返して聴かせてもらったかわからないし、そのたびめちゃくちゃ笑った。
ということで僕のラジオの神回は、「放送室」の屁の回にさせてもらいます。
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