フジテレビは10月から21時もドラマ枠に…イケメンと美女の恋愛モノになる可能性大と言われる根拠

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スマホで見やすい

「再生回数を稼いでいる『あなたがしてくれなくても』、『王様に捧ぐ薬指』、『わたしのお嫁くん』の共通点は、主人公と相手役が美女とイケメンで、見た目の良い恋愛ドラマです。『silent』も同じです。中でも『silent』と『あなたがしてくれなくても』の歴代トップ2は、ヒロインのワンショットが長く、セリフに重みがあってしっとりとした流れがあります。スマホなどの小さな画面でも見ることができる作りになっているのです」

 そこまでわかっているのなら、他局も同じように作ってはどうだろうか。

「TBSの『王様に捧ぐ薬指』はAVODで今期2位に入りました。また、日テレの『夫婦が壊れるとき』(金曜24時30分)は、視聴率は2%台と低迷していますが見逃し配信では6位に入り、上位を伺っています。しかも、制作はTBS系のテレパックという会社で、日テレの社員ディレクターは参加していないそうです。異例の丸投げで成果を出したという声も上がっています」

 ドラマは放送よりも配信に向かっていくのだろうか。

「『silent』を配信元年として、新時代に突入したと言っていいでしょう。フジが新設した金曜21時のドラマ枠は、新しい意味での王座返り咲きのきっかけとなるかもしれません。他局も注目していますね」

デイリー新潮編集部

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