「原口一博」衆院議員が明かす「私が“がん闘病”を告白した理由」 ウィッグ姿への中傷で痛感した“患者の現実”、「当初は“逃げよう”と思っていた……」
国会会期中の2023年4月25日、自身のツイッター上で「悪性リンパ腫」に罹患し、闘病中であることを告白した立憲民主党の衆院議員・原口一博氏(64)。無論、政治家にとって自らの健康状態は、最もデリケートな機密事項であることは言うまでもない。病気であることが政敵や有権者に知れ渡れば、政治活動や選挙にも影響が出かねないからだ。そんなリスクを抱えてなお、なぜ告白に踏み切ったのか。そして、闘病を経て見えてきたこととは――。ご本人に直接伺った。
原口氏は1959年生まれ。...