選手に演技の練習をさせていた? トリッキーな走塁で攻める「新庄野球」の意外な原点
トリッキーな走塁にはセンスが必要
7月13日、楽天に1点差で負け7連敗。しかも球団として54年ぶりとなる6試合連続1点差負けを記録した日本ハムだが、時に「暴走」と指摘されることもあるものの、新庄剛志監督(51)の“トリッキーな走塁作戦”は後世に残るのではないだろうか。決して大げさではなく、対戦するパ・リーグ5球団の警戒ぶりを見ていると、これからの日本ハムの「機動力野球」が令和のプロ野球界を変えていくような気がしてならない。
新庄監督が「野球センス」の重要さを口にしたのは、7月6日の福岡ソフトバンク戦後だった。...