不漁が続くサンマやサバを尻目に「“安い魚”の代名詞」が脚光 水揚げ量日本一「銚子港」で“半年経っても美味しいイワシ”が味わえる理由
実は「日本を代表する魚」
「入梅イワシ」の異名の通り、いま旬を迎えているイワシが、主産地である千葉県銚子市で人気を集めている。イワシは水揚げ量でダントツ1位を誇る、日本を代表する魚でありながら、人気の方はいまひとつパッとしない光り物・青魚。だが、銚子周辺では、料理店関係者の努力や、低調なサバの水揚げによって、まさに「引っ張りダコ」状態。現地では、梅雨明け後の漁獲にも大きな期待が寄せられている。【川本大吾/時事通信社水産部長】
ここ最近、サンマやイカ、サケなどの不漁が囁かれる中、あまり知られていなが水揚げ量トップの魚はイワシだ。...