ガーシー被告が坂口健太郎「CODE」を見たら複雑な心境と言われるワケ

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仲のいい芸能人の中でも特別な存在

 ガーシー被告は、特に仲がいい芸能人として、東京に出てきた頃から仲が良かったお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(49)、俳優の山田孝之(39)、海外でも人気のONE OK ROCKのボーカルで森進一・昌子の長男のTaka(35)の名前を挙げていたが、TAKUYA∞は別格だったようだ。

 UVERは05年7月に「D-tecnoLife」でメジャーデビュー。以後、歌番組などで新曲をPRするような、いわゆる商業的なバンドとは一線を画し、ハイレベルのパフォーマンスや心に響く歌詞で、熱烈なファンの支持を得ていたが、ガーシー被告はTAKUYA∞のファンでもあり友人だった。

「TAKUYA∞は以前、女優の柴咲コウと交際していましたが、ガーシー被告が暴露したスキャンダルは、柴咲と鍋を食べていた際、携帯をいじっていたら柴咲が鍋に携帯を入れて使い物にならなくなった、ということぐらい。そのほかは、いかにTAKUYA∞のパフォーマンスが素晴らしく、人間としての器が大きいかを再三にわたって熱弁。昨年6月の生配信では、TAKUYA∞とうれしそうに生電話していました」(同)

 ところが、その後の7月の参院選でガーシー被告が当選。一度も国会に登院せずに昨年12月、除名騒動が巻き起こると、TAKUYA∞ら親交のあった芸能人たちはSNSで一切、ガーシー被告について言及しなくなった。結局、同容疑者は今年3月に除名、6月に逮捕となったわけだが、

「ガーシー被告からしたら、親友たちがどんどん離れていくような、複雑な心境だったのではないでしょうか。それに追い打ちをかけたのが、7月2日から日本テレビ系でスタートしたドラマ『CODE-願いの代償-』です」(民放スタッフ)

ドラマ主題歌で起用されたが……

 同ドラマは、ガーシー被告を刑事告訴した綾野と同じ事務所の坂口健太郎(31)が主演で、主題歌にはなんとUVERの新曲「VICTOSPIN」が起用されたのだ。

「前日1日に放送された日テレ系の音楽特番『THE MUSIC DAY 2023』で、坂口とTAKUYA∞は同じステージに立ちました。UVERの曲は坂口の主演映画『仮面病棟』(20年)の主題歌に起用された縁もあっての起用だと思われますが、ガーシー被告は参院当選前から坂口の事務所を攻撃していただけに、TAKUYA∞にはオファーを受けない選択肢もあったかもしれませんがオファーを受けました。もし、この状況を知ったらガーシー被告はビジネスとは分かっていても、『TAKUYA∞、なんでやねん!』と、複雑な心境なのではないでしょうか」(同)

 ガーシー被告がユーチューバーとして世に出る前、21年10月期のフジテレビ系で放送された綾野主演のドラマ「アバランチ」の主題歌に起用されたのが、UVERがライブで定番としている「EN」。その歌詞では、『俺達にとって音楽はビジネスなんかじゃねぇ!』と歌っているが、ガーシー被告の胸中やいかに。

デイリー新潮編集部

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