千葉真一の「遺産」をめぐる“ドロ沼裁判” 今夏“パパ”になる新婚「新田真剣佑」に追及の矛先が向かう理由

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当事者たちの言い分

 J社の受け皿となったのは、M氏が代表取締役を務める「エム&リーヴス(エム社)」だ。実はこの会社、自身も取締役に名前を連ねる「真剣佑の個人事務所」という。設立は、千葉が亡くなる直前の21年6月。裁判資料によると、同社の設立を機にもともと「休眠状態」だったJ社の資産や業務がエム社に移管されたとある。

 当事者であるS氏に話を聞くと、J社代表としての正当性を主張した後、こう話した。

「J社の資産を処分するには株主の同意を得なければなりませんが、それがなされないままJ社の口座にあったお金がエム社へと移された。真剣佑は千葉さんの遺産相続を放棄しているにもかかわらず、実質的に彼の個人事務所に遺産が入っている。エム社に資産がわたった時点で、今回の問題について真剣佑も当事者の一人となっており、必要とあれば彼の責任も追及していく方針です」

 一方のM氏は、

「S氏の訴えはまったく根拠のないもので、エム社への継承は千葉さんの意志によるものです。請求棄却が当然との考えに変わりはなく、今後の裁判で私たちの主張の正しさを明らかにしていきます」

 と述べ、こちらも自信を覗かせた。遺族や関係者の誰もが「このような争いは望んでいない」(前出・友人)という、今回の“ドロ沼”裁判。草葉の陰から千葉真一は何を思う……。

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