佳子さまの別居問題でウソをついた宮内庁 秋篠宮ご夫妻とご姉妹の亀裂を“隠蔽”

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総工費34億円

 そんな懸案を抱える秋篠宮ご一家が、自ら批判を招くようなお振る舞いをなさってしまったのが、6月30日に宮内庁が公表した、

〈秋篠宮邸改修について〉

 との説明文であった。宮内庁担当記者が言う。

「30日の夜に宮内庁のHPに掲載された文書では、春先に週刊誌などで報じられていた“佳子さまのお住まい”に言及しています。秋篠宮邸の改修工事は20年3月から2年半をかけて行われ、北側に隣接する赤坂東邸と合わせ、およそ34億円が費やされました。そうして完成した本邸に佳子さまは移られず、引き続き仮住まいの『御仮寓所(ごかぐうしょ)』にお一人で住まわれていることを今回、初めて認めたのです」

 その理由として、

「皇嗣職は『宮邸の改修規模を縮減し経費を節減するとの基本方針に基づいて決めた』としています。これに先立ち、同日午後には加地隆治・皇嗣職大夫の会見があったのですが……」(同)

大もめの会見

 HPに掲載される文書を配布して大夫が説明を始めたところ、質疑は大いに紛糾したというのだ。

「『なぜ今になって発表したのか』との質問に大夫は、『当初の改修計画から大きく変更した点については説明すべきではないかというご意見もあり、熟慮を重ねた結果』だとしました。ですが、そもそも皇嗣職は昨年11月、報道陣に本邸を公開した際、御仮寓所を『分室』と称し『私室としての機能も一部残す』としながらも、あくまでご一家で年度内にお引っ越しなさる方針だと説明していたのです」

 今回の発表によれば、改修工事が始まる前に秋篠宮ご夫妻と眞子さん、佳子さまが相談され、ご姉妹の部屋は本邸に設けないとお決めになったとのこと。すなわち、改修前から佳子さまの別居は決まっていたというのだが、

「大夫は、眞子さんが結婚したことで結果的に佳子さまだけが分室に残られることになったと言う。では実際に、どれほどの経費が削減されたのかを問うても『数字を持ち合わせていない』とはぐらかすばかり。会見後にあらためて回答を求めましたが、『工事は一体で契約しており、私室部分の削減費用を示すのは困難』との文書で幕切れとなってしまいました」(同)

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