「ゴゴスマ」が「ミヤネ屋」に完勝の快挙 日テレから人気者も引っ張るなりふり構わぬ戦略も奏功
長きにわたる午後の情報番組の頂上決戦に決着がつきそうだ。「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系/読売テレビ制作)と「ゴゴスマ―GO GO!Smile!―」(TBS系/CBCテレビ制作)の争いである。
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【写真を見る】「そりゃ勝つわ」石井アナを支える「ゴゴスマ」の豪華出演陣
今年4月と7月の両番組の視聴率(ビデオリサーチ調べ:関東地区・世帯)を比べると、勢いの差は一目瞭然だ。
4月第1週(3日~7日〉は「ミヤネ屋」の圧勝だった。
●ミヤネ屋:4・9%、4・3%、4・5%、4・8%、5・5%
●ゴゴスマ:3・8%、4・1%、3・8%、3・8%、4・3%
ところが7月第1週(3日~7日)では「ゴゴスマ」が逆転、しかも全勝した。
●ミヤネ屋:4・9%、4・7%、4・3%、4・5%、4・6%
●ゴゴスマ:5・2%、4・9%、4・7%、4・9%、5・0%
民放プロデューサーは言う。
「金曜になると、『ミヤネ屋』は久々に統一教会(現・世界統一平和家庭連合)ネタで臨みましたが、それでも『ゴゴスマ』には及びませんでした」
かたや宮根誠司アナ(60)の「ミヤネ屋」、こなた石井亮次アナ(46)の「ゴゴスマ」。「ミヤネ屋」が大阪の読売テレビ制作なら、「ゴゴスマ」は名古屋のCBCテレビの制作と、どちらも東京キー局の制作ではない。
「それぞれが地域のローカル番組としてスタートしました。06年にスタートした『ミヤネ屋』が関西で人気となり、東京でも放送されるようになったのは08年春から。当初は宮根さんのコテコテの関西弁が敬遠されましたが、少しずつ受け入れられて、翌09年8月には視聴率15・3%を記録、同時間帯トップが当たり前の番組となりました」
「ゴゴスマ」がスタートしたのは13年4月だった。
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