ロッテ・佐々木朗希に異変 「剛速球と奪三振」よりも「変化球」にこだわり始めた理由
「本当はもっと真っすぐを投げて欲しかった」
令和の怪物が「変化球」にこだわった。これは、今秋の日本シリーズ進出を意識し、かつチームが勝つことをいちばんに考え始めた佐々木朗希(21=千葉ロッテ)の成長とも言えそうだ。
7月5日の埼玉西武戦に先発登板した佐々木が今季最長の8イニングを投げ、勝利投手となった。被安打5、奪三振11。両リーグ一番乗りでの「今季100奪三振」に到達し、規定投球回数にも再び達して1位に返り咲いたわけだが、同日のピッチングはいつもと違った。
「同日の最速は162キロ。...