「母親を食べた」市川バラバラ殺人の容疑者が参加していた“霊媒イベント”とは

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 バラバラにした母親の遺体を口にした娘は、なぜかような狂気に至ったのか。その背景には、あの世とこの世をつなぐ“霊媒師”の存在が見え隠れするのだ。

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 6月28日、千葉県市川市南行徳のマンションで、同居していた実母(75)の遺体を損壊・遺棄したとして逮捕されたのが、大手ジムでインストラクターをしていた新(あたらし)かほり容疑者(45)である。

 社会部記者によれば、

「新容疑者は、親族に付き添われて事件現場に近い南行徳駅前の交番に自首してきました。直後、警官が容疑者宅へ駆け付けたところ、浴室で10個ほどのビニール袋に分けて入れられた頭部や大腿部を発見したのです」

 現場の状況から、彼女は母親の遺体を包丁で切り刻んだと思われるが、さらにおぞましいのはここからだ。

「検死の結果、遺体は食道や膀胱など内臓の一部が欠損していたことが判明しました。その後の取り調べで、新容疑者は“遺体を食べた”という趣旨の供述をしていて、その理由は“霊媒師、シャーマンになるためだった”と。“霊媒師になる修行に行こうとしたら、母親に反対されて絞殺した”とも言っていて、千葉県警は殺人容疑も視野に捜査しています」(同)

 7、8年前に現場マンションへと転居してきたという新容疑者一家。以前は、同じ市内の分譲住宅で暮らしていた。

叱りつける声

 一家を知る近隣住民の話。

「一時は結婚して実家を離れたかほり容疑者の兄が、離婚して子供と戻ってきて同居していた。亡くなったお母さんが、孫にあたる息子の子供をすごい剣幕で叱りつける声が、外にまでよく聞こえてきてね。しばらくしたら息子さんたちは出て行った。5、6年くらい前に、IBMに勤めていたというお父さんが難病で亡くなって、母娘の二人暮らしとなっていたんです」

 ここ数年は母の体調が悪化し、新容疑者が看病していたという話もある。

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