天下の嫌われ者「転売屋」はなぜ根絶できない? 地方民が明かす「東京の人には理解できない」切実な事情
転売屋から「買う」層を分析すると
限定のグッズや流行のアイテムをどうにかして手にしたい――。こうしたニーズを狙うのが“転売屋”、俗にいう“転売ヤー”である。昨今、転売屋ほど嫌われている存在はないだろう。
「好きなものが転売屋のせいで手に入らない」
「転売屋のせいで本当に欲しい人のもとに渡らない」
「高く売って利益を出す転売行為そのものが許せない」
……などなど、SNSを見れば転売屋はとにかく憎悪の対象になっているのがわかる。売り出されたばかりの商品が、時には定価の倍以上の価格でフリマサイトに出品される。...