佳子さまと秋篠宮さまの「別居公表」 行間から見え隠れする「亀裂」の正体
計画変更の中身
6月30日、宮内庁は「秋篠宮邸の改修」について説明文を公表した。そこには、秋篠宮ご一家の中で佳子さまだけが別の場所で生活をされていることが触れられていた。理由についても比較的長い説明があったものの、そこに書かれていない事情もあるのだという。
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これまでの経緯を簡単に振り返っておこう。
2020年3月から始まった秋篠宮邸の改修工事は2年半をかけて行われ、その間、ご一家は御仮寓所(ごかぐうしょ、仮住まいの意)で生活をされていた。かかった費用は御仮寓所の建設費も合わせて約34億円だ。
今年3月にご一家は引っ越されたのだが、佳子さまだけは移られず、今もなお御仮寓所で生活されていることが、この春以降、デイリー新潮ほか、さまざまなメディアで報じられてきた。今回の宮内庁の説明はこれを追認した格好だ。
今回の発表では、秋篠宮ご夫妻、眞子さん、佳子さま、そして悠仁さまの計5方の私室を宮邸に作る場合、改修規模が大きくなって予算が増えることが見込まれたため、その計画変更を余儀なくされたのだという。
改修前から決まっていたこと
そこで、ご夫妻と眞子さん、佳子さまが相談された結果、ご姉妹の部屋は設けず、御仮寓所で生活することが決まったとのこと。眞子さんが結婚したので、佳子さまだけがひとり暮らしをされているというわけだ。
「つまり、説明の通りであるならば、改修前から佳子さまの別居は決まっていたということですね」
と、担当記者。
「ただ、そうだとすれば、これまでの説明が虚偽だったことになります。これまでは今年3月いっぱいまでにご一家が引っ越されると説明してきたわけですからね」(同)
そもそもどうしてこのタイミングで説明することにしたのか?
「宮内庁側は、当初のプランから変更があった点について説明すべきとの意見があったとしています。もう少し具体的に言うと、本件で結構な問い合わせが宮内庁にあったようです。何かしらリアクションがないと収まりそうにないので、対応したということです。一旦説明しておけば、仮に“説明が足りない”などと突っ込まれても、“これ以上はプライベートな部分なので……”と弁明できるという算段もあったのでしょう」(同)
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