変人人、大食い、早押しクイズ…フジ「原田葵アナ」、アイドル時代の3つの名場面を振り返る

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クイズ対決ではインテリぶりを発揮

「けやかけ」と「そこさく」の学力ランキング企画は、これまで合わせて計3回。原田アナは4位、1位、1位と見事な成績を収めている。そんなインテリぶりをまざまざと見せつけたのが、「東大王」(TBS)の出演で知られる伊沢拓司との早押しクイズ対決だ。

 2019年11月4日と11日の「けやかけ」は「得意ジャンルでクイズバトル! クイズ王リベンジマッチ」。メンバーの得意ジャンルから出題されるというルールだった。そこで原田アナがチョイスしたのは、異色とも思える“アフリカ史”である。

 スタジオ中に「そんなにアフリカに詳しいの?」という空気が流れるなか、2人は「1847年、アメリカで解放された奴隷たちが建国……」のタイミングでほぼ同時にボタンを押した。押し勝ったのは原田アナだった。そして「リベリア共和国」と解答し、見事勝利を収めたのである。

 その後にもう1回挑戦したアフリカ史の問題では惜敗。とはいえ、伊沢に「ヤマ場乗り切りましたね。原田さんとのアフリカ史がめちゃくちゃヤマ場だと思ってました」と言わしめる実力を発揮したのだった。

 最後は2019年7月29日の「けやかけ」だ。同年7月5日~7日に開催された野外ライブ「欅共和国2019」の裏側に密着する企画である。原田アナにとってこのライブは、大学進学に備えた芸能活動の一時休止から復帰するタイミングでもあった。

 ハイライトはライブ中盤に訪れる。当時の副キャプテンだった守屋茜が「ここで素敵な素敵なお知らせで~す」とアナウンスすると、ステージ上には原田アナの姿が。1年2カ月ぶりの元気な姿に、ファンは喜びの大歓声をあげた。

 このライブを観戦していた澤部も「原田だ! 帰って来たー!!!」と大興奮。「バレエと少年」のイントロが流れるなか、原田アナはそのままパフォーマンスに参加したのだが、途中で涙をこらえるシーンが実に感動的だった。

 番組では、休業中にリリースされた「アンビバレント」の振り付けを1人で熱心に覚える場面もあった。遅れを取り戻そうと必死に努力する姿も忘れがたい。終演後には澤部とも再会し、「これで無事、中学入ったんだね」(澤部)、「大学生になりました」(原田)と久しぶりに“小学生キャラいじり”も復活した。

 番組開始初期のころに行われた“食レポ”企画で、原田アナは「これどうやって食べればいいの?」とオロオロするばかりだった。

 だが、フジテレビの局アナとして「めざましテレビ」のリポーターなどを担当する彼女はまったくの別人。表情豊かにさまざまな情報を伝えてくれる。これからは、女子アナとして成長を続ける原田葵を楽しみにしていきたい。

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