変人人、大食い、早押しクイズ…フジ「原田葵アナ」、アイドル時代の3つの名場面を振り返る
7月に入り、研修を終えた今年の新人女子アナが続々とデビューを迎える。なかでも注目は、櫻坂46の元メンバーだったフジテレビの原田葵アナ(23)だろう。だが、熱心なファン以外はアイドル時代の彼女を知らないのでは。そこで今回は、グループの冠番組2本(ともにテレビ東京)から、彼女の名場面をセレクトしてみたい。
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MCの2人がいきなり“変わった子扱い”
まずは、2015年10月から2020年10月まで放送された「欅って、書けない?」(以下、けやかけ)での名場面から。初回から3週はメンバーがスタジオに登場せず。MCの土田晃之とハライチ・澤部佑が各メンバーの自撮り紹介動画を観るという内容だった。
その紹介動画で当時の原田アナは、特技の「お菓子作り」をアピール。自作のお菓子を披露したが、カメラに映ったのが一瞬だったため、どんなお菓子なのかよく分からなかった。一時停止して確認しても謎は深まるばかり。さらに、今までつけられたあだ名で一番嫌だったのは「変人人(へんにんじん)」という謎の回答だったため、MCの2人からいきなり“変わった子扱い”をされてしまった。
お菓子の正体と「変人人」の由来は、11月2日放送回で判明する。スタジオ初登場を果たした原田アナは、まず「変人人」について説明を始めた。小学生のときに野菜の「人参」という字が分からないという話になり、「にんじんって『人人』って書いても『にんじん』って読めるよね」と突然変なことを口走ってしまった。そこから「変人、変人」と言われるようになり、ついには「変人」と「人人」がミックスされて「変人人」になったという。
次に謎のお菓子について突っ込まれると、持参した実物を披露。その正体はパウンドケーキだったが、あまりに激甘だったようだ。澤部は一口食べた途端に「ブラジルの人が食うやつくらい甘いわ!」、土田も「スッゲー甘いし、口ん中の水分スッゲー持っていく!」と言い放った。そして「変人人ケーキ」と命名されてしまった。
2人から思いっきりイジられたことで、半泣き状態となる原田アナ。のちに、そのあどけないルックスや子供のようなリアクションから、番組内で多々“小学生イジリ”をされる。その最初の一歩がこの回だった。
大食いに激辛…フード系企画で意外な存在感
次は2017年3月27日放送回の「欅坂46大食いキャラNo.1決定戦」。「学校に持っていくお弁当箱はカワイイ系ではなく『ドカベン』だった」と語るほど大食いを自称する原田アナは、メンバー内投票で選ばれた5人と1皿2貫のお寿司で対決した。結果は1位の24皿に惜しくも2皿差で敗れ、2位に終わった。
7月10日に放送された「大食いリベンジ企画」では、餃子とつけ麺、シュークリームを各10分間、計30分食べ続けた。結果は計29皿で3位と大健闘。前回の対決と合わせて、身長156センチという小さな身体のどこにこんな大量の食べ物が入るのかと驚かされるほど見事な食べっぷりだった。
2016年7月25日に放送された「真夏の激辛クイーン決定戦」も見応えがあった。グループの中で辛いものが1番得意なメンバーを決めるべく、まずは予選が行われた。
ここで原田アナが食べたのは、ピッキーヌなどの数種類の唐辛子をブレンドしたスープカレー。試食した澤部が一口食べた途端、顔をゆがめたほどの辛さだった。しかし原田アナのリアクションは「あっ、から~い」くらいの軽いもの。余裕で決勝戦進出を決めた。
注目の決勝戦は「蒙古タンメン中本」の北極ラーメンで勝負。特製の一味唐辛子をふんだんに使用した同店の人気メニューで、番組のために通常の倍の辛さが用意された。原田アナは一定のペースで淡々と食べ進み、常に一歩リードする展開に。土田が思わず「これ、どの番組にも行けますよ!」と絶賛するほどの“激辛の猛者”ぶりを発揮した。
しかし最後は、当時のキャプテン・菅井友香が丼を持ち上げてスープを飲むど根性で猛追。ほぼ同時に食べ終わり、2人そろって優勝となった。
2020年10月、欅坂46が櫻坂46に改名されたため、「けやかけ」も「そこ曲がったら、櫻坂?」(以下、そこさく)にリニューアルされた。そんな「そこさく」でも、原田アナは激辛に挑戦している。
2021年4月19日放送の「そこさく」では、原田アナと激辛キャラをアピールした2期生の大園玲を含む4人で対決が行われた。結果は全員引き分けだが、最後に感想を聞かれた原田アナは「ちょっと辛い、ヒーヒーみたいな感じで」とやはり余裕の表情だった。
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