鳥羽シェフの逆ギレ対応でまさかの飛び火 そもそも和田アキ子は「ご意見番」なのか?
いまだに鎮火しない広末涼子さん・鳥羽シェフの不倫騒動だが、今度は和田アキ子さんにまさかの飛び火。長野にオープンした鳥羽シェフ監修のレストランのお披露目イベントで、アッコさんを「頭の悪いご意見番」とこき下ろしたとの記事が出た。鳥羽シェフだけに、とんだトバっちりだなどとダジャレで済むはずもない。早速「アッコにおまかせ!」でアッコさんが不快感を表したと報じられている。
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しかし私としては、いまだにアッコさんを「ご意見番」と思っていたのかと、そちらにびっくりしてしまった。彼女の一言で芸能界やお茶の間が動くということは、今はそうそうない。つまり「アッコにおまかせ!」で辛口コメントをふるうアッコさんは、「ご意見番」でなく「伝統芸」として楽しむものではないだろうか。
そもそも彼女の「ご意見」は、身内や知り合いに甘いということは前々から指摘されていた。それはアッコさんの情の深さや義理堅さを表す反面、ご意見番としての公平性や説得力は欠いていることを示している。例えば最近も、不倫を認めた後も表には出てこない広末さんを批判した一方で、ジャニーズ事務所の性加害問題にはダンマリを決め込んで批判を浴びた。生前のジャニー氏には「かわいがってもらった」というだけに、顔も知らぬ視聴者に何を言われようとも、恩のある相手への義理を通したかったのかもしれない。
またWBCで大人気となったヌートバー選手を「口が半開き」と言ってプチ炎上したこともある。愛嬌のある様子と言いたかったようだが、ネットニュース用に切り取られることを考えると、ちょっと言葉選びが下手だった。鳥羽シェフといい、名前に「トバ」が入る男性との相性が悪いようだ。
冗談はさておき、そう、今はネットニュース全盛期。「ご意見番」の顔ぶれだって一新されている。代表例がひろゆきさんやホリエモンさんで、芸歴の長さよりSNSでの波及力が高い人のコメントが重宝される。もしもアッコさんがSNS巧者だったら、鳥羽シェフもけんかは売らなかっただろう。タレントでも松本人志さんのようにフォロワー数が1千万近い人や、中居正広さんや上沼恵美子さんのように、本人はSNSをやらずとも声の大きいファンを多く持つ人の発言力は強い。その点アッコさんはやや弱いというか、最近は逆風を浴びることも多かったように見える。
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