“二刀流”に15年契約予想 トラウトを見限るエ軍のウラ事情 プレーオフ危機でも「大谷のトレードはない」と専門家の声

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加速するトラウトから“大谷のチーム”への移行

 大谷のようなメジャーを代表する選手を担当した代理人は、総額か年俸、どちらかで最高額を目指すものだという。大谷の次期契約は一部米メディアで総額6億ドルの数字が出ていたが、これも15年契約なら1年当たり4000万ドルに抑制できる。今季メジャー最高額のマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダー(ともにメッツ)の約4300万ドルにも届かない。

「将来のインフレを加味しても、エンゼルスが出し過ぎというほどの金額ではない。大谷に長く現役でプレーする環境を保証することで、必死で慰留に努めるのではないか。特にトラウトは近年、長期離脱に至るケガが多い。今回の骨折を受け、二刀流で出続けている頑強な大谷を、チームの中心に据える球団の方向性はより強まったようだ」

 この代理人によると、8月1日にトレード期限が切れた後、エンゼルスは一気に大谷サイドに、残留へ攻勢を仕掛けるとの見立てだが、果たして――。

デイリー新潮編集部

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