「マツコ会議」終了の舞台裏 “終活”を口にするマツコの本音をテレビ局員が解説すると
番組を絞る
「『老後の蓄えも十分だし、そろそろテレビを辞めたい』なんてことはよく言っています。たしかにレギュラーの数を減らしていますが、これは終活と言うよりも仕事を絞り込んでいるのだと思います」
「マツコ会議」がなくなると、マツコのレギュラー番組は以下の5本になる。
●5時に夢中!(TOKYO MX)月曜コメンテーター
●マツコの知らない世界(TBS)MC
●月曜から夜ふかし(日テレ)MC
●マツコ&有吉 かりそめ天国(テレ朝)MC
●週刊さんまとマツコ(TBS)MC
「もっとも長いのが2005年にスタートした『5時に夢中!』です。20年近く出演を続け、どんなに忙しくなっても降板などおくびにも出していません。それは当時MCだった徳光正行(51)が従弟のミッツ・マングローブ(48)からマツコのことを聞いていたことからオファーに繋がり、それで自分が見出されたと恩義に感じているからといわれています。だからこそ同じ月曜コメンテーターの若林史江(45)に不祥事があっても支援し、マツコと同じ巨体の女装家ナジャ・グランディーバ(49)やダイアナ・エクストラバガンザ(47)といった仲間を引き込むなど、積極的に番組に関わっています」
義理と人情に厚い人のようだ。
「それもありますが、MXがあまりコンプライアンスにうるさくないこともあるでしょう。それに、出演過多は飽きられやすく、逆に視聴者から嫌われることにも繋がります。終活と言いつつもテレビの仕事を続けるため、MXを本拠地に、TBS、日テレ、テレ朝で存在感を示しつつ、さんまさんを生涯の友としていく、賢い選択だと思います」