「マツコ会議」終了の舞台裏 “終活”を口にするマツコの本音をテレビ局員が解説すると
総合演出が退社
「『マツコ会議』の総合演出で前番組『マツコとマツコ』の企画・演出も担当していた橋本和明さん(44)が昨年12月に日テレを退社したことが大きいと思います。彼は『有吉ゼミ』や『有吉の壁』といった人気番組も担当していましたが、こちらはフリーになった後も継続しています。しかし、『マツコ会議』の担当は外れ、番組スタッフも大幅に入れ替わってしまいました。つまり、『ホンマでっか!?TV』と同じパターンです」
10年間レギュラーを務めた「ホンマでっか!?TV」も、気心の知れたスタッフが次々と現場から去ったことが降板の理由と報じられた。
「信頼できるスタッフと仕事がしたいのでしょう。とはいえ、『ホンマでっか!?TV』のMCを務める明石家さんまさん(68)に不満があったわけじゃない。その義理を果たすため、フジではなくTBSで『週刊さんまとマツコ』を立ち上げたのです」
「マツコ会議」を降りる理由は他にもある。
「マンネリ化もあったと思います。橋本さんが去ってからはネタも尽きてしまったようですからね。ネット上には《出てくるのが金持ちかユーチューバーばっかりだったからな あとは番宣仕込みの芸能人とか》なんて鋭い指摘も見られます。マツコも感じるところがあったと思います。お金やポジションにはこだわらないマツコも、自分が出演している意味については敏感な人ですから。これは『アウト×デラックス』の事情にも通じますね」
本人がよく口にする“終活”というわけではないのだろうか。
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