市川團十郎の「2万円写真集計画」が詐欺で訴えられていた 「3500万円返せ」出資者が怒りの告発

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 目をグッと見開き、居並ぶ観客を見渡す「にらみ」は代々、成田屋にだけ許される歌舞伎の見えだ。その大名跡の当代、すなわち十三代目市川團十郎(45)が金銭トラブルに関係し、被害者から「にらみ」つけられる事態になっているという。

 猿之助の自殺ほう助事件の捜査が急展開する中、梨園に新たな騒動の火種が発生した。團十郎が十一代目市川海老蔵を名乗った時代の写真集が販売中止となった末、出版社の代表が刑事告訴されていたのである。

 発端は2年前、團十郎襲名を控えた海老蔵に付録つき豪華写真集の企画が持ち上がったこと。...

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