“さっしー”移籍に「どう接したら…」本村碧唯が語るHKT48の12年 卒業&引退で“日本のアイドルの課題”に挑む

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 HKT48の本村碧唯(26)が7日、卒業フォトブック「未来の手前」(双葉社)を発売する。HKT48メンバー最後の1期生で2代目チームKⅣキャプテンとしてグループを支えてきた彼女が語るHKT立ち上げ期の思い出、さらに指原莉乃の貴重なエピソードとは。さらに卒業後に進む道についても告白。そこにはダンスが上手すぎてもいけない、日本のアイドルならではの難しさがあった。【徳重龍徳/ライター・エンタメ評論家】

――7月23日をもってHKT48を卒業します。12年間在籍したHKTでの活動を改めて振り返っていただきたいんですが、そもそもHKTにはどうして応募したんですか。

 もともと芸能人になりたいわけではなかったんです。ただAKB48が好きでしたし、ダンスをやっていたので、大きいステージに立てたらいいなと思っていました。HKT48の募集があった時に、友達何人かで応募したんですけど、私一人だけが合格しちゃって。「受かったからには、楽しんで頑張ろう」と続けていたら、気づいたら12年経っていました(笑)。

――本村さんはHKTに在籍する最後の1期生です。2011年立ち上げ当初のHKTはどんな感じだったんでしょうか。

 記憶にないくらい忙しかったです。まだHKT48のメンバー自体も少ないので、同じメンバーで定期公演をほぼ毎日やっていました。

 福岡ソフトバンクホークス応援隊としてホークスのイベントにも参加していました。当時の劇場も福岡ドームのすぐ側だったので、劇場公演が終わってすぐに着替えて、ドームの特設ステージで何曲かパフォーマンスして、終わったらまた戻ってリハーサルして...というのを繰り返してました。中学生だったので、何も分からずとりあえず言われるがまま動いてやっているだけでした。

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