売値は破格の3億3000万円「2代目宅見組本部」の実際のオーナーに浮上した「フィクサー」とは?

国内 社会

  • ブックマーク

公然の秘密

 3年ほど前に売りに出されていた2代目宅見組本部の売却が決まったのは、今年4月のことだった。大阪の民間企業が購入し、すでに解体も始まり、新たな商業施設が展開されると噂されているが、ここにきて、実際のオーナーは別に存在するとの話が浮上している。

 2代目宅見組本部は地上4階建て、延べ床面積でおよそ320㎡の建物で繁華街のど真ん中に位置している。売却額は約3億3000万円で、購入したのは、墓地・墓石の販売や霊園・ホテルなどを経営する大阪市内の民間企業H社だ。...

つづきを読む