リクルート事件、“贈り主”の企業側で何が起こっていたのか 現代の危機管理にも通じる新事実の数々とは
永田町の金権汚染を白日の下にさらしたリクルート事件。だが“贈り主”となった企業側で何が起こっていたのか、十分な検証がなされてきたとは言い難い。江副浩正元会長が亡くなって10年、見えてきたのは現代企業の危機管理戦略にも通ずる新事実の数々だった。
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戦後最大の汚職事件といわれた「リクルート事件」。今年は、事件のキーマンであったリクルートの元会長・江副浩正氏への有罪判決確定から20年、また、江副氏が76歳で亡くなってから10年という節目の年に当たる。...
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