新橋「ビル爆発火災」 現場ビルの飲食店員が明かした恐怖の瞬間「仕込みの真っ最中に“ドカーン”という爆音」「1時間ほど前から交差点でガスの匂いが…」

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家電やコンクリート片まで降ってきた

 夜ともなればサラリーマン客でごった返す、JR新橋駅から至近の飲食店街――。日中でも人通りの多いこの街で、突如として爆音が鳴り響いたのは、7月3日午後3時10分頃のことだった。現場となったのは、港区新橋3丁目にある8建て雑居ビルの2階部分。爆発の衝撃によって、このビルの2階に入っているカフェバーの店長や通行人ら4人が重軽傷を負った。

「爆発があったのはちょうど仕込みの真っ最中で、いきなり“ドカーン”という爆音が鳴り響いたんです。同時に凄まじい揺れを感じて、“店に車が突っ込んだのか!?”と思ったほどでした」
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