横尾忠則がかつて「東京ではやっていけない」と叱られた理由 「関西人独特のラテン系の性格が自分にふさわしい」
週刊朝日が休刊になって、僕の連載エッセイ「シン・老人のナイショ話」も空中分解です。空気が抜けた感じで朦朧(もうろう)としている時、週刊朝日の担当編集者が「横尾さんのエッセイを週刊新潮でやることになった!」という夢を日曜日に見た、と同僚の編集者に話したそうです。この時点で僕は何も知りません。僕が知らされたのは月曜日です。僕が知る1日前に週刊朝日の編集者はこのサプライズをすでに夢でキャッチしていたということになります。
まあ、何んとも非現実的な現実の話です。...