女優が告発「テレ朝」“セクハラ大魔王”はコンプラ担当 キャスティングをチラつかせ頻繁に連絡

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「ジャニー喜多川」、「市川猿之助」によって「性加害問題」がクローズアップされ、積年の悪しき慣習が暴かれた。しかしそれは芸能界に限ったことではなく、映画・テレビ界も同じ闇を抱えている。テレビ朝日では、看板番組「報道ステーション」の現場トップが女子アナへのセクハラに及んで更迭されたが、再びそのテレ朝で、セクハラ事件が勃発中なのだ。

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「セクハラ大魔王」は「番組審査室」の冨永勝也(59)。番組のコンプライアンスを担当していたという。冨永氏は灘高、早稲田大学を経て、1989年4月、テレ朝に入社。現在の社内資格は「M4」となっている。一般企業なら副部長クラスだとか。

 被害に遭った女優(25)によると、冨永氏と初めて会ったのは2020年2月。当時のマネジャーに引き合わされた。その4カ月後、冨永氏から誘われ、東京・三軒茶屋のライブバーで再会する。

「マネジャーは私のことを“なにかチャンスがあったら使ってやってください”と売り込んでいました。すると、冨永さんは“いい話があるよ”と。ある漫画の実写版の制作が予定され、“主役は決定済みだけど、別の役で入り込めるかもしれない”とのことでした」

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