一般社会と芸能界の境界で…謎の空振り芸人・青木さやかの正体

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後ろ向きな性格を生かし、近年は文筆業でも高い評価

 2023年2月、青木さやかの著書『母が嫌いだったわたしが母になった』(KADOKAWA)が発売された。シングルマザーとして働きながら娘を育あてている彼女が、自身の母親との関係を振り返りながら、親子のあるべき関係性について改めて掘り下げる内容となっている。

 青木さやかという人間の一般的な肩書は「芸人」ということになっているが、近年では文筆業でも高く評価されていて、その方面での活動も多い。2021年には『母』(中央公論新社)、2022年には『厄介なオンナ』(大和書房)が刊行された。...

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