アディダス契約ではない堂安が背番号10を背負った舞台裏 なぜ久保、鎌田は選ばれなかった?
W杯で2ゴールを決めた堂安律(25)がエース背番号10番を背負ったことに業界がザワついている。
「彼はプーマと契約している選手ですからね」
とサッカーライターがささやく。背番号10番は、日本サッカー協会の公式スポンサーであるアディダスの靴を履いている選手、というのが長年の不文律。同社以外と契約している選手が10番を背負うのは、国内組中心の招集時を除くと、2002年、同じくプーマの中山雅史以来、実に21年ぶりの大事件なのだ。しかも、
「あの時は、アディダス契約で10をつけていた中村俊輔がサプライズ落選したため、サプライズ招集された中山が緊急措置で10をつけた。...