天皇陛下の「写真を見せたらきっと喜ぶだろう」発言で、改めて注目された「秋篠宮さまとの仲」

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鶏の浮き彫り細工

 天皇皇后両陛下は6月17日から23日まで、国賓としてインドネシアを訪問された。天皇陛下は現地視察の合間に秋篠宮さまに言及されるシーンがあったという。そのご発言で改めて注目されているのが秋篠宮さまとの仲だというのだが……。

 インドネシアを国賓として訪問中の天皇陛下は22日、古都ジョクジャカルタ郊外の世界遺産・ボロブドゥール寺院を視察された。

「こちらの寺院にはこれまで、上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻も訪問されたことがあります。陛下は回廊の壁に描かれた浮き彫り細工や仏像をご覧になる中で、秋篠宮さまが鶏の浮き彫り細工を長い時間かけて探されていたというエピソードを案内役から耳にされ、その細工をカメラで撮影されました。陛下は、秋篠宮さまにその写真を見せたらきっと喜ぶだろうと話されたということでした」

 と、担当記者。

 秋篠宮さまと鶏という取り合わせを意外に思われる方もいるかもしれない。どうしてもこれまでに打ち込まれてきた研究としては、魚、とりわけナマズが有名だからだ。実際『ナマズの博覧誌』という書籍を出版されてもいる。が、実は魚と同様かそれ以上に鶏・家禽類にも大きな関心を寄せられてきたのである。

兄弟の絆の深さを

「秋篠宮さまは物心がついた折から鶏と共に日々を過ごされ、その後、英国留学中に改めて鶏について興味を持ち出したということです。鶏が家禽化されていく過程についていくつもの論文を発表され、『鶏と人』、『欧州家禽図鑑』といった著書も手掛けられています。そういった秋篠宮さまの“鶏への愛”を最もよく知る1人が陛下であり、“写真を見せたら喜ぶ”発言は、陛下のお人柄がとても現れていたと感じました」(同)

 その一方で、こんな見方も。

「弟君に言及された点について、陛下のお人柄が現れていたと感じますね。“兄弟の絆の深さをアピールされた”とうがった見方をする詮索好きな人もいましたけれど」

 詮索好きとはどういうことなのだろうか。

「かねてより、お2人がどのようにコミュニケーションを取られているのかというのは注目されてきたことです。仲が悪いとかそういったことはなく必要な際にはやり取りをなさるようですが、秋篠宮さまの方が陛下をかなり意識されているというふうに聞いたことがあります」(同)

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