フジ・宮司愛海アナが笑って、TBS・ホラン千秋キャスターの辛い立場…夕方「ニュース番組戦争」に大きな変化

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王者も13年目

「バラエティ番組で視聴者に顔を売ることはタレントとしてはOKでも、夕方のニュース番組のキャスターとしては信頼性を損ねかねません。TBSも本音を言えば、バラエティには出てほしくないところでしょう。しかし、同局の日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』でコンビを組む福山雅治と大泉洋が揃って彼女と同じアミューズ所属ですから、TBSとしては何も言えません」

 世帯視聴率では「イット!」と並ぶ2位につけた「Jチャンネル」の場合、

「コア視聴率で見れば、『イット!』は1・6%、『Jチャンネル』は0・6%と、ダブルスコアどころかトリプルに近い差です。手堅い取材が番組のウリですが、視聴者は高齢者ばかりで若者には見向きもされていません。やはり番組に華がないからでしょう。スポンサーもフジや日テレでは見られない熟年向けの健康食品や通販ばかりです」

 そして王者「every.」はといえば、

「番組も13年目です。スタート時は38歳だった藤井アナも現在51歳です。一緒にキャスターを務める陣内貴美子(59)も来年は還暦。キュートな元バトミントン選手も、今では夫の金石昭人氏とともに育毛剤のCMに出ていますからね。番組で『木原さん! そらジロー!』と呼びかける声も、そろそろ辛くなりつつあります」

 3局が弱体化する中で、ひとり気を吐く「イット!」という構図だ。

デイリー新潮編集部

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