キャンドル・ジュン氏「暴行報道」で高まる広末涼子への“モラハラ疑惑” 専門家は「正論で追い詰められると相手は逃げ場をなくす」
妻の不倫を許し、家族の再生を願う、誠実で子供思いの良きパートナー……。広末涼子の夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏に対する世間のイメージが突如、降って湧いた報道によって大きく揺らいでいる。専門家が指摘するのは、ジュン氏のこれまでの言動から浮かび上がる「広末夫妻の実像」だった。
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6月26日、「週刊女性PRIME」が報じた、ジュン氏の元事務所スタッフに対する暴行問題が波紋を広げている。記事によると、元スタッフの既婚男性が事務所内の新人女性スタッフと不倫関係になり、それがジュン氏に発覚。2019年、ジュン氏から神奈川県内のアトリエに呼ばれると「僕の髪をつかんで引きずりまわして、何十発も殴ったり蹴ったり……」と、被害者みずからが当時の暴行を詳細に告発したのだ。
男性は全治2か月の重傷を負っただけでなく、その際にバリカンを手に持ったジュン氏によって髪の毛を強制的に刈られたとも証言。記事によれば、相手の女性スタッフはジュン氏とも過去「不倫関係」にあったとされ、ジュン氏は「俺の女に手、出したな」と言いながら暴行を加えたという。
「週刊女性PRIME」の取材に対し、ジュン氏は「(告発男性に)手をだしたことは事実です」と暴力行為を認めた一方で、不倫については否定。そして被害者らが一般人であることを理由に「これ以(上)深堀(掘り)しないでいただきたいです」(原文ママ)と訴えた。
この記事のインパクトについて、専門家はこう指摘する。
「評価」に終始
「東京家族ラボ」を主宰する家族問題評論家の池内ひろ美氏がいう。
「今回の報道によって、ジュン氏と(広末の不倫相手である)鳥羽周作氏とのバトルに集まっていた世間の関心が一転、ジュン氏と広末さんの夫婦関係が“本当はどんなものだったのか?”へ移ったように感じられます。これまで離婚に関する相談を数多く受けてきた経験からいえば、実はジュン氏が18日に開いた会見時から“ある違和感”を抱いていました」
会見を通して、ジュン氏の発言のなかに幾つか気になる点があったという。
「会見自体は、ジュン氏がとても“誠実そうに見える”内容だったと思います。ただ広末さんについて〈良き妻〉であり〈子供たちにとって最高の母〉と話し、家族のなかで〈最も頑張る素敵な女性〉と表現した一方で、“愛している”や“大切に思っている”など、妻に対する自身の感情を吐露する場面はありませんでした。つまりジュン氏の広末さんに対する言葉は“評価”ばかりと映ったのです」(池内氏)
その「評価」も、自分が優位に立つ“上から目線”的なニュアンスが感じ取れたという。またジュン氏の会見が、道徳的に正しいと考えられる「正論」に終始していた点も興味深かったという。
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