ガーシー最後の悪あがきを「国籍ブローカー」が明かす 「南米を提案したが難色を示した」

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「4月末に決心していれば…」

 ちょうどその頃、警視庁の捜査員がUAE入りし、当局者に身柄移送を要請していた。そうした動きを察知し、背に腹は代えられないと悟ったのか、

「結局5月30日になって先方から『南米でいい』『費用は翌週には支払う』と連絡がありました。ボリビアやベネズエラだと優先審査を含む手続に2万ドル、そして不動産投資に2万ドルの総額4万ドルで済みます。また居住権の期限は数年ですが、更新の際には永住権に変更できるのです」(同)

 が、その5日後には“強制送還”と相成った。

「最初に南米を提案した4月末に決心していれば、彼は捜査の手から逃れていたかもしれませんね」(同)

 天網恢恢疎にして漏らさず。

週刊新潮 2023年6月29日号掲載

ワイド特集「プランB」より

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