雅子皇后、インドネシアで2日間“ご不在”が ご出発の直前にも“異変”が

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ご出発時の取材も…

 実際にご訪問2日目の18日、都市高速鉄道の車両基地と排水機場のご視察は、翌日に公式行事が控えているとの理由で雅子皇后はご欠席。いずれも陛下お一人でのお出ましとなった。さる宮内庁関係者が言う。

「皇后陛下は、今なおご体調の波に苛まれ、これを整えるのに苦労なさっています。ご訪問前の記者会見も陛下のみとなってしまいましたが、実はご出発の直前にも“異変”がありました。本来ならば17日の朝、御所をお発ちになる際に取材が設定されていたのですが、ご負担を考慮して前日の夕刻に急きょ、中止となってしまったのです」

 晴れてご訪問がかなったとはいえ“ご負担”は常について回る。皇室解説者の山下晋司氏は、

「国賓を招く際には、どの国でも歓迎行事などの重要な“セットメニュー”があります。今回は『歓迎行事』『会見』そして『午餐会』が該当すると思われますが、それらをお務めになれば、皇后陛下の今後の自信にもつながるかと思います」

 そう指摘した上で、

「ご出発前の記者会見は難しくても、文書ででも皇后陛下ご自身のお言葉でインドネシアへの思いなどを発信されれば、先方のメディアを通じてインドネシア国民にも伝わったのではないでしょうか」

 懸念はなお尽きないのだ。

週刊新潮 2023年6月29日号掲載

ワイド特集「プランB」より

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