雅子皇后、インドネシアで2日間“ご不在”が ご出発の直前にも“異変”が

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 ご快復は一朝一夕にとはいかないものだが、やはり不安は拭えない。さる17日、ご即位後初めての国際親善ご訪問でインドネシアへと発たれた天皇皇后両陛下。国賓として招かれながらも、雅子皇后のご体調は大いに案じられるところで……。

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 ご滞在3日目の19日、両陛下はジャカルタ郊外のボゴール宮殿で、ジョコ大統領主催の午餐会に臨まれた。

「両陛下はこれに先立ち、歓迎行事に出席されました。大統領の運転するゴルフカートで植物園を訪問され、また報道陣の前では即興のスピーチも。陛下はインドネシア語で『テレマカシ(ありがとう)』と述べられていました」(宮内庁担当記者)

 今回のご訪問は23日まで。雅子皇后のご体調の見極めに時間を要したこともあり、閣議決定されたのはご出発の8日前だった。

「当初は、雅子さまの主治医である大野裕医師が随員に含まれていましたが、最終的には随行しないことになりました。心配されていた6月3日からの1泊2日岩手県ご訪問のお疲れもうかがえず、雅子さまが医師と相談なさった上で“随行には及ばない”というご判断に至ったのです」(同)

ご体調への配慮

 ところが、ご出発前に示された日程にはご体調への“配慮”が色濃く反映されていたのだった。

「5日目と6日目、陛下が古都ジョグジャカルタを訪問される間、雅子さまはジャカルタのホテルで静養なさりました」(同)

 こうしたご日程自体がイレギュラーであり、

「12日に行われた宮内庁次長の会見では『先方は国際親善を目的として両陛下を招いている。全てに参加されず一部ご欠席というのは、宮内庁としてどう受け止めるのか』との質問がありました。次長によれば、他の日のご予定についても、実際に雅子さまがお出ましになるかはご体調次第とのことで、『お疲れが出ないよう願っている』と答えるしかありませんでした」(同)

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