不倫騒動「広末涼子」の後輩、唐田えりかの不運 次こそ何も起こらないことを祈るばかりか

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不倫騒動からの復活の道

 休業期間を経た唐田は昨年11月26日、主演映画「の方へ、流れる」(竹馬靖具監督)の初日舞台あいさつに登場。活動休止後、初の公の場となった。

 同作は、出会ったばかりの男女が街をさまよい、曖昧な会話の中に真実を探り合う恋愛物語。唐田は「今日という日を迎えられたこと……本当に感謝しています」とこみ上げる涙で声を震わせた。

 そして、今年3月17日にはヒロインを務めた映画「死体の人」(草苅勲監督)が公開された。同作は主人公の死体役ばかりの売れない役者の不器用な生き方を通して、理想と現実の折り合いをつけることの難しさや死生観をシュールに、そしてユーモラスに描いたハートフルな人間ドラマ。唐田は主人公と深く関わる風俗店勤務の女性役を演じた。

 映画情報サイト「映画.com」のレビューによると、「の方へ~」は《62分ですが個人的には十分に重みのある映画だったと思います》《イメージは変わったが存在感あり》。「死体の人」は《唐田えりかのあの「事件」は不幸だったと思うけど、そこで得た経験も活きているのではないかと思う》《体当たりで自然に演じており彼女の特性がよく出ているの》とその演技に対して一定の高評価を得ているものの、「無常の世界」同様、公開のタイミングが悪かったようだ。

「どちらの作品も単館上映で、勢いに乗っている女優ならオファーを受けないのではと思われる作品です。なんとしても女優の現場に戻りたかった唐田だけに、仕事を選んでいる場合ではなかったのでしょう。こうした作品への出演で女優としての演技力は確実に向上していると思いますね」(映画担当記者)

 しかし、「の方へ~」はあまりにも不入りで2週間ほどで上映が終了。終了したタイミングと同時期の12月9日から東出が、詩人・三好達治役を演じた映画「天上の花」(片嶋一貴監督)が公開され、2作品を悪意を持って結び付けたような記事も掲載された。

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