6代目山口組傘下の組長がレクサス・ランクル「60台、4億」窃盗で逮捕 「400台、15億円」で懲役4年の過去も
6代目山口組の分裂前から
時期は2014年3月~15年1月にかけてということで、月に40台ほどを窃盗していた計算になる。
「森島会長は元々、山健組傘下の組織に所属していましたが、6代目山口組の分裂を受け、神戸山口組の旗揚げに付き従ったようです。その後、任俠団体山口組(現在の絆會)が結成されるにあたって神戸側を脱退したのですが、現在所属する6代目山口組傘下・3代目愛桜会に移籍したと聞いています」
と、元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現・NPO法人「五仁會」主宰)。
「以前にも言いましたが、いわゆるウ冠、窃盗癖は治らず繰り返すというのが通説です。ウ冠とは、窃盗の“窃”の部首から生まれた隠語ですね。6代目山口組の分裂が2015年夏のことですから、前回の窃盗事件でせしめた大金がその軍資金として使われた可能性も否定できないですね」(同)
ちなみに愛桜会は長きにわたってテキ屋で飯を食ってきた組織だという。
「テキ屋も昨今、警察から厳しくチェックされており、ヤクザが関わることが難しくなっている状況です。だからといって上部団体にあたる3代目愛桜会のトップが窃盗を指示したとは思えません。ただ、森島会長は配下の者を使って組織的な犯行に及んでいた可能性が高いでしょうね」(同)
このまま起訴されれば、組織を絶縁されることになりそうだという。
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