【広末不倫】「彼女には昔からいつでも引退する覚悟がある」過去の発言から考える騒動の結末 外れた事務所社長の思惑とは
引退する覚悟はできている
「高校生から大学生に上がる頃は、名前だけが一人歩きしたイメージだった」
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「すっごく言い方が悪いんですけど汚れた世界に見えてしまって。芸能界自体が嫌だって思って…」
「人に迷惑をかけず、傷つけずどうやったらお仕事をやめられるかな」
ミシュラン一つ星シェフの鳥羽周作氏（45)とW不倫騒動の渦中にある広末涼子（42）が2020年1月、TBS系「サワコの朝」に出演した時に語った、20歳前後の絶頂期の頃の思いである。
17年10月に放送された日本テレビ系「今夜くらべてみました」でも同様の話をしており、他人に迷惑をかけず、そして傷つけずに仕事を辞める方法として、「わざと太ることで仕事を減らそうとした」と明かしている。そのやり方として、
「クッキー、炭酸、クッキー、炭酸。ビール、ラーメン、ビール、ラーメン。これがイチバン効きます」
と当時の食生活を告白し、37kgだった体重は52kgまで増えたという。
「この言動からうかがえるのは、彼女には、“いつでも仕事を辞めて引退する覚悟が、昔からある”ということでしょう。目下のところ、広末と鳥羽氏の今後の関係に注目が集まっていますが、まさかとは思いますが、思いつめた広末が、今回の無期限謹慎中に何らかの手段を講じて、引退する可能性も完全には否定できない。実際、それを匂わせる発言もしていますから」（スポーツ紙デスク）
夫のキャンドル・ジュン氏（49)による電撃会見、そして自ら週刊文春に電話をかけ、所属事務所フラームの井上義久社長による一連の騒動を巡る対応への不満を語るなど、広末不倫騒動は一向に収まる気配がない。特に、広末が文春に語った内容は衝撃だった。
〈彼（井上社長）以外と仕事をするつもりはないので、そうなるのであれば、この業界を去る時〉
〈今回、助けてほしいということも言った。でも（文春からの）質問状に答えない方向で、ノーコメントを貫くことになった〉
〈あの人（井上社長）のやり方じゃなかったら守れたんじゃないか〉
事務所の立ち上げから、25年以上にも及ぶ二人の信頼関係に、大きなヒビが生じていることがうかがえる。
有名女優が不倫を認める時
「彼女は鳥羽氏との関係を、たとえ不倫と言われようと、謝罪しつつ公表し、キャンドル氏との夫婦関係が破綻していることも併せて公表したかったのではないでしょうか。しかし、井上社長の厳重注意とか、無期限謹慎処分などと、広末のみがダメな行動をとったように思われる、いわばキャンドル氏側に配慮したかのような、お役所的な対応を、冷たいと感じたのでしょう。自分だけが悪者にされるのは嫌だったと思います」（ベテラン芸能記者）
今回のように、有名女優が不倫を認めた事例として、芸能関係者の間では2018年の小泉今日子の一件が思い起こされるという。同年2月、小泉は妻子ある俳優、豊原功補との不倫報道を認め、36年間もの長きに亘って所属していた事務所からの独立を表明した。
「一個人として全てをこの身で受け止める覚悟でございます」
という小泉のコメントと、業界では最大手だった事務所から独立することで対世間に潔くけじめをつけたという“大事件”だったわけだが、その後、小泉は豊原と同志のような関係を継続させ、舞台のプロデュースなどを行っている。
「それなりの幸せを得ている感じですね。不倫を認めて事務所を退社、個人で活動しつつ、今後の女優業を考えるという、小泉のような生き方を取りたいと広末が考えていたのかはわかりません。しかし、広末ありきで設立したフラームから広末が退社という事態だけは井上社長は何としても避けたかったでしょう」（同）
今回の件で事務所の対応を疑問に思っているのは、広末だけではない。騒動が広まるにつれ、ネット上でも事務所への疑問の意見などが数多く散見される。
「フラームは、古い気質の芸能事務所とは一線を画しており、“透明感のある清純派女優”をプッシュする方向性を鮮明にしています。そのため、同業他社で起こるような、所属女優と事務所による泥沼係争事案はどうしても避けたい。しかも、今のままではフラームのイメージが悪化し、“あそこは女優をおかしくする事務所だ”などと言われ始めるのも時間の問題です。おそらく井上氏は、このまま騒動が沈静化し、騒ぎが忘れられた年末にでも“広末離婚”をファックスで発表する、と考えていたのではないでしょうか。しかし、一連の報道を見る限り、広末の鳥羽氏への思いが相当強いもので、彼女が予想外の行動に出る可能性もあるでしょう」（前出・デスク）
予想外の行動とは、誰にも迷惑をかけず、そして傷つけずに芸能界から引退するということになるのか。
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