【再逮捕】ガーシー容疑者はなぜドバイから追い出されたのか 「約束違反」とUAE当局を激怒させた「1本のYouTube動画」

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「スパチャ」を煽っていた東谷被告

「当面、僕は前も言った通り配信ができません。で、たまにこうやって出ることはあるかもしれませんけど、当分ないかな。その上で、また何か考えて、お前らと交流できる場を、箕輪(厚介)くん(註:幻冬舎の編集者)がやっているようなマンツーマンの顧問契約をして、Zoomで色々会話したりするようなことを考えたりとか……、ちょっと考えます」

 こうしょんぼりした口調で語った後で、東谷容疑者はニッコリ笑って、「ちょっとスパチャ(投げ銭)足りないんとちゃう? 久しぶりに出てきたのに」と視聴者を煽ったのだった。

 このたった約3分間の動画出演が“アウト”となり、6月4日の拘束に繋がった可能性があると周辺は見ているのである。

「6月23日現在で、『バツ2』の登録者数はわずか2万5000人程度。最盛期に100万人を超えていたガーシーのチャンネルに比べれば、まったく奮っていない。再生数が増えないことに焦りを感じて、ついガーシーを出してしまったことがアダとなってしまった。日本からの要望にUAE当局が応じるための“理由”にされた可能性もあります」(同)

 UAE当局が問題視した動画の中に映っていた東谷容疑者に、かつての覇気はなかった。収入源が閉ざされ、リスクを承知で「目先のスパチャ」を欲するほど彼は追い詰められていたのである。

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