千葉・長生村の「首絞め議長」問題 抗議電話殺到で役場職員が悲鳴 横暴すぎて総スカン状態の東間氏はタクシー運転手だった
横暴すぎて総スカン
「とにかく、自分の言うことを聞かない人には強権を振るう人です。彼は自民党の石井準一参議院議員(65=千葉県選挙区)に直結する保守派の議員ですが、あまりに横暴なため、同じ保守派議員からも総スカンを食らっています。議長の座も一時は他の保守派議員に奪われ、酒の席にも誘われなくなった時期がありました。その頃はちょっと大人しくなったのですが、昨年、議長に返り咲くと、すっかり元に戻ってしまいました」
この村会議員は車内の音声データを聞いたという。
「酷いもんです。『バカヤロー! このヤロー! ふざけんじゃねーぞ!』と言って殴るような音も入っていました。酒が入っていることもあるのでしょうが、あまりに酷い」(同・村議)
議員になる前は何をやっていた人なのだろう。
「タクシー会社に勤めていたんですよ。最近まで勤めていて、社長にはなれなかったけど、結構偉くなったはずですよ」(同・村議)
90年に初めて立候補した際の記事を見ると、確かに《東間永次 44 タクシー社員》とあった。
「村議に初当選した頃は、まだ現場で“運ちゃん”をやっていましたね」(同・村議)
彼が務めていたタクシー会社に聞くと、
「3年ほど前まで働いていました。運転手として十数年、所長として30年以上は勤めていました。仕事をしているときは、怒ったりする人ではありませんでした。酒好きだとは聞いていましたが、あそこまで酷いとは……」
やはり当初はタクシー運転手だったようだ。タクシーの元運転手が、公用車の運転手に暴行を働いたというわけである。前出の村会議員は言う。
「公用車なんか使わずに、タクシーを呼んでいればこんなことにならなかったのにね。とにかく今、村のどこへ行っても、誰に聞いても、『早く辞めさせてくれ』と言われます。傷害事件を起こしたことはもちろんですが、村会議長としてこれまで公正中立でなかったことも問題視されています。即刻、議員を辞めるべきです」