魔の9回、疲労困憊、配置換えの連続… 難題を抱えている岡田阪神は首位を守れるのか
独走態勢を狂わせたのは雨
6月23日のペナントレース再開を前に、阪神・岡田彰布監督(65)が試行錯誤を続けている。最初に苦しい胸中を明かしたのはセパ交流戦最終戦後の18日だった。岡田監督は「ええやろ?」と、平田勝男ヘッドコーチ(63)のほうを向き、ボヤくような口調で合意を求めた。
翌19日、球場施設に現れた平田ヘッドが説明してくれた。
「疲れを取るっちゅうことよ」
交流戦が明けた翌日から2日間、連休を取ることにしたのである。阪神は交流戦を7勝10敗1分けで終えた。...