板野友美が「750万円の金銭トラブル」で元共同経営者から訴えられていた

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「ともちんに違和感」

「共同経営を始めてみたものの、ほどなくハーブ社はともちんに違和感を抱くようになったそうです」

 とは、前出の知人。

「実際の経営はハーブ社任せ。その代わり、ともちんには商品開発とPRを任せていたものの、いろいろ商品に口出しする割に肝心のPRには熱心ではないと不満を抱いていたとか」

 さらに、訴訟資料にはまた別のトラブルも。べべ社は原告以外にも、HP制作業者や運送会社、税理士などに100万円以上の未払い金があると指摘されている。

 その税理士に聞くと、

「話せません」

 と言うが、これもまた事実なら困ったものなのだ。

「反対債権がある」

 では当事者たちは何と言うか。

 まずは原告・ハーブ社に尋ねたところ、

「係争中につき、お答えすることはできません」

 と言う。

 一方、被告である板野サイドに聞くと、

「返金の意思はありますよ」

 とベベ社の担当者及び代理人弁護士が説明する。

「ただ、もともと当社はハーブ社側が経営実務を担っていたため、帳簿類はすべて向こう側が管理していました。しかし、独立した後も、それらの引き渡しをしていただいていないんです。また、過去に化粧品の展示イベントがあった際、当社からハーブ社に商品を納入しているのですが、この代金に当たる200万円弱もまだ支払ってもらっていない。つまり、反対債権があるわけです。積み残されたこうした問題を解決した上でお返しするというのが当方の姿勢です」

 そもそも、袂を分かった原因は、

「経費の遣い方に疑念を抱く点があり、ハーブ社側を信用できなくなったのがきっかけ。別れた後も帳簿類を返してもらえないため、問題の、昨年8月にTOMO社に振り込まれた金も含め、会計の全体像がまったくわからない。そのため、それが判明するまで、支払いを留保しています」

 他社への未払いも、

「一部については既に支払っています。残りについても帳簿類が戻り、債務が確定したら当然、きちんとお支払いするつもりです」

 当の板野は、

「本件つきましては、和解させていただけるよう真摯に対応しております。経営者として未熟であったことを深く反省し、精進してまいります」

 もともとヤクルトの高津臣吾監督は、高橋投手が野球以外のことでチヤホヤされるのを極端に嫌がっていたという。将来のエースと期待しているからだ。ところが、つい最近も板野はお薦めのコスメを夫も使っているとアピールしていたというのだから、監督も頭が痛いところだろう――6月22日発売の「週刊新潮」では、彼女が抱える金銭トラブルの全容について詳報する。

「週刊新潮」2023年6月29日号

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週刊新潮 2023年6月29日号掲載

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