企業の生き血を啜る「オアシス」に牛耳られたエレベーター大手「フジテック」 創業家の雪辱なるか
公私混同
大手エレベーターメーカーの「フジテック」は、在香港のヘッジファンド「オアシス・マネジメント」に16.52%に及ぶ株を買い占められた。挙げ句、創業家出身の内山高一(たかかず)元会長(71)が放逐され、フジテックの取締役会は物言う株主に牛耳られた状態である。しかし、内山元会長に座して死を待つつもりなどない。6月21日に控えたフジテック株主総会を見据え、反撃を開始したのだ。
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「オアシスは企業の生き血を啜るヒルのようなアクティビストです」
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