【サボりの決定的瞬間】「ナンプレ」に熱中の元副大臣、「ウルトラマン」ニュースを読む元防衛大臣 緊張感に欠ける国会議員たちの姿を撮影

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解散総選挙へ

 立憲民主党が「内閣不信任案」を提出し、一気に解散総選挙へと潮目の変わった永田町。にもかかわらず、会期中の国会では居眠り議員やSNS投稿に勤しむ議員は当たりまえ。ついには議題そっちのけで「ナンプレ」に熱中する議員まで現れ……。

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 解散総選挙と言われても、投票したい議員が思い付かない、そんな悩みを抱える有権者は多いのではないだろうか。

 それだけ、国会議員の「質の低下」は深刻だ。ガーシー容疑者のような問題のある人物に一定の票が集まってしまう異常事態も、ある意味では既存の議員への「怒り」や「諦め」が一因なのではないか。

 そのガーシー容疑者が自身の懲罰に関連して、「居眠りしているヤツも懲罰や」と、議事に参加しない議員をあげつらっていたのは記憶に新しい。海外で逃亡生活を送り、国会を欠席し続けるという行為そのものは論外であるものの、国会に臨む議員たちにまるで緊張感が足りないのもまた事実だ。

「議事中は参考にする以外の新聞、書籍等を閲読してはならない」

 衆院規則215条、参院規則211条にも記載がある通り、

「議事中は参考にする以外の新聞、書籍等を閲読してはならない」

 というのは衆参両院で定められているルールだ。

 しかし、むしろ新聞や書籍ならまだいいのかもしれない。今国会中も、居眠り議員や会議中にSNSに書き込みを行う議員は後を絶たず、ここに挙げるとキリがないほどだ。

 今国会でカメラが捉えた自民党議員、サボりの決定的瞬間を3パターン、ご紹介しよう。

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