“毒舌トークの女王”になったMEGUMIで思い出す女優の名 テレビ業界から「ぜひ共演をお願いしたい」
日テレNEWSは6月2日、「MEGUMI、美容本『キレイはこれでつくれます』 累積10万部を突破 ジャンル別1位を獲得」との記事を配信した。女優でタレントのMEGUMI(41 )がデビューしたのは1999年。今や芸歴25年目というわけだが、著書の売上からも依然として高い人気を誇っていることが分かる。
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民放キー局のプロデューサーは「最近のMEGUMIさんは再ブレイクと言っていいほどの売れっ子で、特にバラエティ番組でのトークの面白さが話題です」と言う。
「結婚後の2009年から出産と育児のため仕事をセーブし、復帰後は女優としての評価が高くなりました。そのため、MEGUMIさんの話術が再評価されるようになったのは、ここ1年くらいのことではないでしょうか。歯に衣着せないストレートな口調は毒舌と評されることもありますが、本音満載の面白トークなので視聴者は強く共感します」
MEGUMIの話術をネットメディアも注目している。バラエティ番組での発言が報じられることが多いのだ。一部を紹介しよう。
◆仲良いふりの裏で「ぜってぇ負けねぇ」MEGUMIが売れるために必死だった頃の本音を:あちこちオードリー(テレ東プラス:22年11月15日)
◆MEGUMI:「“お父さん”という存在を教えてくれた人」 亡き義父・古谷一行との思い出語り涙 『徹子の部屋』」で(MANTANWEB:23年2月17日)
◆MEGUMI:「歌手志望だった」 デビュー当時の過酷エピソードを明かす 「上田と女が吠える夜」出演(毎日キレイ:23年3月8日)
小池栄子の話術
「歯に衣着せない本音トーク」ができる女性タレントといえば、高嶋ちさ子(54)、大久保佳代子(52)、アンミカ(51)、若槻千夏(39)──といった面々がテレビ局から高く評価されていた。その中で今、最も勢いがあるのがMEGUMIだという。
「芸歴が長いですし女優としての実績も着実に積み重ねてきたので、今や大物感もあります。バラエティ番組でも親分、ボス、姐御というキャラクターを振られるわけですが、毒を吐いても嫌味がないところが人気の理由でしょう。しかも、しっかり笑いに変えてくれます。そのため出演者も視聴者もトークの内容に納得するのです」(同・プロデューサー)
MEGUMIのトークが冴えるほど、テレビ業界の関係者は小池栄子(42)を思い出すという。
小池はMEGUMIの1年先輩にあたる。誕生日は小池が1980年11月、MEGUMIが81年9月。デビューも小池が98年で、MEGUMIが99年だ。
デビュー当時は2人ともイエローキャブに所属していたが、現在、MEGUMIはサンズエンタテインメントに移り、小池は個人事務所を設立した。
「小池さんも昔からトークの面白い女優さんで、10年前は今のMEGUMIさんのようなポジションでした。ところが、女優として出演依頼が殺到するようになり、次第にトーク番組に出演しなくなってしまいました」(同・プロデューサー)
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