「夫の目を盗んで弟弟子と関係を…」 大相撲・木瀬部屋で弟子同士の不倫トラブルが

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親方へも「裏切られた」と不信感

「それにしても、頼りなかったのは親方の対応です」

 と関係者はあきれる。

「原因を作った弟弟子を処分しないどころか、“直接話すな”の一点張り。弟弟子も弟弟子で、なぜか開き直って謝罪の意思も示さない。結局、仲介人が入り、慰謝料を支払うことで和解が成立しました」

 トラブルの余波で、断髪式に親方は出席せず。部屋を去る前、高立は親方とこんな“約束”をしたという。

「弟弟子も部屋住みなので、“二度と彼に妻と連絡を取らせないようにしてください”と。親方は“責任を持って会わせないようにする”と答えたそうです」

 その後、高立は妻と離婚。今は故郷に戻り、第二の人生を歩んでいるが、

「その後も奧さんと弟弟子との付き合いは続いていたようです。つい最近も、奥さんの家族の会食に同席していたとか。高立はそれを知り、またショックを受けている。同時に、親方へも“裏切られた”と不信感を抱いているそうです」

 以上が事の顛末である。

かつて「反社トラブル」も

 木瀬親方に聞くと、

「その件は示談が済んでますよ。最近も会っている? もう終わった話ですよ」

 現役を続ける弟弟子も、

「親方から、話さないように言われているんで……」

 と逃げの一手。

 元・高立は、

「親方には本当にお世話になりましたが、一連の対応には納得していません」

 と言葉少なに言う。

「木瀬親方といえば、反社トラブルもありましたね」

 と前述の関係者。

 09年名古屋場所で親方が手配した特別席の券を弘道会幹部が入手していたことが発覚。一時は部屋が閉鎖処分となった大騒動だ。

「指導はうまいが、管理能力に欠ける。それでも弟子が集まるのは……」

 まさに角界が世間から隔絶された「聖域」であることの証明だろうか。

週刊新潮 2023年6月15日号掲載

ワイド特集「そこここにサンクチュアリ」」より

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