ヤクルト、「絶対大丈夫」から一転低迷へ…不振の理由は“球団の体質”にあり!
チームの課題は“投壊”
セ・リーグ王者が苦しんでいる。昨年までリーグ連覇を達成し、今年も優勝候補と見られていたヤクルトだが、5月には引き分けを挟んで12連敗を喫するなど低迷。6月に入って少し成績は上向いているとはいえ、リーグ3連覇に早くも“赤信号”が灯っている。【西尾典文/野球ライター】
チームの大きな課題は、弱体化した投手陣だ。6月11日終了時点で、規定投球回数に到達しているのは小川泰弘のみ。その小川も防御率は4点台と安定感を欠いている。リリーフは、セットアッパーの清水昇と、今年から抑えを任されている田口麗斗を除けば、安心して任せられる投手がいない。...